永遠のこどもたち


監督:J・A・バヨナ
出演:ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、他
2008年/スペイン・メキシコ/108分
ラウラとカルロス夫妻は事情を抱える子供たちの為の施設を開く為、海辺に建つ古い孤児院を買い取り家族で住み始める。そこはかつでラウラ自身が暮らしていた孤児院でもあった。開院に向けて準備を進める一方、シモンは空想上の友達とばかり遊んでおり両親は不安を抱えていた。そんなある日、シモンは突如行方不明となり、さらに家には不穏な気配が息を顰めるようになった…。


制作総指揮がギレルモ・デル・トロです。パシリム観た流れです。
ジャンルとしてはホラー映画なのかな。でも怖いというよりは不思議でファンタジー(スピリチュアル?)でちょっぴりサスペンス、みたいな感じがしました。むしろ恐怖を煽る演出が控えめな部分に凄く好感が持てました。
 ピーターパンを下敷きにしたりしてる部分もあってどこか童話っぽいので子供向けでも行けるんじゃないかなぁ。
冒頭から伏線まみれなので、展開は読みやすいんですけどそれでも丁寧に簡潔に話を運ぶのでついつい夢中になれてしまうのは良いなと思いました。
オープニングがとても可愛くてすきです。

3連休ですね!!!!
思う存分ごろごろしてDVD観て漫画読んでネットしてアニメ観て掃除して洗濯して過ごしてます。ずっと土砂降りだしインドアなのでこれで満足です。あ、でも昨日は夜中にカラオケに行きました。ねむい時間帯にカラオケ行くとハイになるので楽しいですよね。長時間は持たないですけど。タテノリで歌ったらくらくらしちゃいました。体力つけなきゃですね。今日は数カ月ぶりにプレステ2でFF10の続きもプレイしちゃいました。5年くらいかけてプレイしてるのでもうなんの冒険をしているのか、結局ティーダは過去の人なのか未来の人なのかとか忘れちゃってますね。やり直しますか。どうでもいいですね。
仕事の環境は以前より格段に上がったけれどやっぱり新チームでの仕事って慣れないわからない緊張があってこの2カ月走り続けてるみたいな状態だったからこのだらだらが幸せです。しょーもない休日がないとだめなんだと思います。
そして彼が来年度から東京に転勤してしまうかもしれません。彼との付き合いもごちゃごちゃ考えてしまうことばかりです。もっと気楽にいきたいもんだわ。

パシフィック・リム

監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:チャーリ・ハナム、イドリス・エルバ菊池凛子、他

去年のアベンジャーズに続く今年の夏のお祭映画!! 楽しかった!とにかく楽しい映画です。面白いじゃなくて楽しい。いや面白いけど。
当初それほど楽しみにしていたわけではないんだけどあまりのTLの熱狂っぷりに中てられて気が付いたらIMAXシアターへ足を運んでいました。そして大正解でした。たのしいぃ!!IMAX3Dで観る環境が身近にある人は絶対IMAXで観た方が楽しいと思うの!!!
怪獣とかロボットとかオタクというワードにひっかかって勝手に線引きしちゃうには本当にもったいないくらい面白くて131分最初から最後まで楽しめました。ドキドキでワクワクよ!冒頭10分は遊園地でものすごいアトラクションに乗ったみたいな気分でした。ヒャホウ!です。
でも普段映画観ない人に薦めると、ロボットが怪獣倒すだけの映画でしょう?とか3D自慢の映画でしょう?とか言われてしまって、お母さんに取り合ってもらえないちびまる子ちゃんのように「あ〜もう〜」と叫びながら地団駄踏みそうになりました。
というか怪獣も特撮もロボットアニメも私だってからっきしなんですけど、自分でもびっくりするくらい興奮して夢中になったのよね。精通してる人はかっこよすぎて震えたり泣いたりしてたみたいですが、多分私は単純に童心に返っていたのかなと思います。
実を言うと私はロボットの機体には全然これっぽっちも興味はなかったりして、本当に好きで観てる人にはふざけんなって言われちゃうかもしれないんだけどかっこいいとかは全く思うことなく131分過ごしてました。皆が褒めてるイエーガーも怪獣も、なんていうかあのそのぶっちゃけ見分けつかなくなる瞬間もあったくらい興味なくて*1、自分でもなんなんだろうって思うんですけどでもそれでもこの映画はすっごく面白かったんです。何が言いたいかと言うとつまりそんな私でも心底楽しめたこの映画の根底の娯楽度が凄まじいということです。
おそらく単純に、解りやすいストーリーにギルモア監督のオタク熱量が詰め込まれたバランスが非常に良かったんじゃないかと思いました。
その道を通って来た人には2倍3倍楽しめるだろうし、私の様なにわかだったりあるいは小さいこどもでも楽しめるだろうし、想像以上に間口の広い映画のように思えてそれってすごくいいなぁとも思いました。夏休みぴったりな王道的なドキドキワクワク。怪獣にとどめを刺す時に一緒に心の中で「いっけええぇ!」って叫んじゃうような体験は大人でもできるんですね。たのしい。
あと菊池凛子は苦手だったんですけどこのヒロインにはとてもはまっていたように思います。
ハリウッド映画なのに非常にストイックでプラトニックなヒロインなのは意外ででもそこが良いなーとも思いました。あそこぜったいチューすると思ったよ!でもしないの!そいでその後のあそこでいよいよチューするのかと思ったよ!でもねしないの!爽やかなの!いいね!
なんだか(いつも以上に)馬鹿みたいな感想になってしまったけれど、あれやこれやと理屈捏ねるよりは馬鹿みたいにはしゃぐのが正解なんじゃないかと勝手に思ったので良しとしたいと思います。
あと声優陣が豪華な吹き替え版もとっても楽しそうで観たいです。行けるかなぁ。

*1:でもこれは画面が暗いのにドアップの連続だったせいもあると思うの

℃-ute 「悲しき雨降り/アダムとイヴのジレンマ」発売記念イベント@サッポロファクトリー



7月13日に行われた℃-uteちゃんリリイベに参加してきました。去年のアリオ札幌以来の℃ちゃん!!!
今回はサッポロファクトリーアクアリウムで行われたので前回よりキャパ広いです。有料の優先エリアにはたぶん300人くらいいたのかな。私は時間ぎりぎりに行ったのでほぼ最後尾で番号が298番とかでした。でも女性エリアがあったので最後尾ながらもメンバーとの距離が近かったです。
それ程高いステージではなかったのでダンスは部分的にしか見えなかったんですけど表情はばっちり見えてもうキラキラアイドルオーラに中てられてしあわせでした。舞美ちゃんの割れた腹筋も直ぐそこに!!
というか舞美ちゃんのファンサが炸裂してて可愛すぎて気絶しそうでした。ファンと見つめ合ってニッコリ笑ってみせたりとか、文字で書くとよくあるパターンなんだけどもうもうもう本当に可愛くてめろめろにされました。
そしてまいまいを生で観た時の「こんなに可愛かったっけ!?」という衝撃はKドル含めて今までみてきたどのアイドルよりも大きいです。去年もそう思ったのに今年もおんなじこと思ってしまうくらい衝撃的な可愛さでした。なんなの。
今は念願のパリ単独ライブも終えて武道館2Daysも控えているので、追い風な現状に比例する自信とそれによる輝きが目に見えて感じれた気がしました。やっぱアイドルはスポットライトの数に比例して可愛さのレベルがアップすると思うの。あとまいまいはパリでのインフレ(ダントツの歓声だったそうで)が効いてるなと思いました。

実際のところ今回の新曲はMVの仕上がりは近頃のハロプロの中では断トツの出来でだいすきなんですけど、曲自体は平凡でつまらないのが惜しいです。ダンスもパッとしないよね…。勿論生で観るとそれなりに見応えはあるんですけど、もっとぶっとべるだろうと思ってしまう…。まいまいが現役女子高生の間は可愛い系でも全然攻められると思うの。というか私は世界一HAPPYな女の子みたいな℃ちゃんがもっと見たいの!!!

あとフランスライブの動画がちょこちょこ上がってました。

コール完璧なフランスオタの人たち…凄い。

イノセント・ガーデン

監督:パク・チャヌク
出演:ミア・ワシコウスカマシュー・グードニコール・キッドマン、他
2013/イギリス/99分

大好きな父が18歳の誕生日に不慮の事故で死んだ。入れ替わる様に父の弟だというチャーリー叔父さんが外国から帰って来た。そんな叔父さんを母は歓迎ししばしの同居生活が始まる。しかし間もなくして周囲の人間が次々と行方不明となり、インディア自身もまた何かが変わりつつあるのを感じるのであった…。


黒髪でマジキチなミア・ワシコウスカちゃんに相も変わらずめろめろでした。
もともと画が綺麗なのもあって(というか小道具とかカット割のこだわりがすごくて)終始ミアたんが魅力的でした。思春期の鬱屈があの眉間と抜群の相性でしたね!鑑賞中は心の中でかわいいぃぃ!と何度か絶叫してました。
こんなことばっかり言っててもう盲目すぎてミアたんが動いてればなんでもいいんじゃないのって自分でも疑っちゃうくらいなんですけど、いつもの可憐な妖精っぽさと眉間の皺に加えた狂気と思春期の危うさが、まさに快演と呼ぶべき妖しさを醸し出していて今回でまた別の引き出しを見せつけられた感じでした。うーんうまく言えない!
韓国映画の強烈で湿度の高そうな狂気と痛みのイメージって凄く独特でなかなか忘れることができないんですけど、アジア人以外が演じることで不思議な新鮮さもあった気がします。単純にビジュアルイメージからくるものだとは思うんだけど、やっぱり生ナマしさはグッと減って観やすい気がしました。根底にあるマジキチ感はおんなじでしたけど。
あと音楽がすごく良くって、特にピアノの連弾が本当にうっとりしちゃうくらい素敵でした*1
これ。ちなみに本編映像の抜粋です。

映画としては特に目を引くような新しさはないけどでも印象的で簡潔に纏められててラストまできっちり完成していてミアちゃんが堪らなく可愛くて…とにかくミアファンとしては満足な仕上がりでした。

*1:作った人はフィリップ・グラスさんという著名な人だとか

先週のおはなし

仕事場が変わりました。8月から開設される新チームの配属になりました。ミスが(今まで以上に)許されないチームなので気を引きしまないといけません。でも以前の仕事内容より前向きに取り組めそうなのでわりとやる気あります。足引っ張らないように頑張ります。なにより退社時間が3時間ちかく繰り上がることになったので死ぬほど嬉しいです。残業はあるにはあるけど全然違いますね。明るいうちに帰れるとものすごい解放感がありますね。前は休みの前の日から「明日休んだらまた仕事なのか…」と憂欝になるくらい負のループに陥っていたんですけど、やっぱり人間日光を浴びなきゃ思考回路が暗くなりますもんね。
新チームでの仕事は勿論メリットばかりではないんですけど、目先のデメリットを指折り数えてもしょうがないなと最近思うようになったので気にしないようにしてます。
納得いかないこととか理想に届かない現実は、つまりそういう現状で小手先で変えられるもんじゃないんだと受け入れてしまうとびっくりするくらい楽になりました。あれもできてないしこれもできてないけど、今はとりあえず自分のことだけがんばればいいやと思って。なにより事実未熟者なんだし。あと独身だし。
とりあえず早く帰れるようになったのでまた仕事帰りに映画観にいけそうで嬉しいです。金曜日は早速「イノセント・ガーデン」観てかえりました。へへへ。

I AM.


監督:チェ・ジンソン
2012/韓国/117分
2011年に行われたSMTOWNツアー*1に密着。N.Y.のMADISON SQUARE GARDEN、東京ドームでのステージ映像、舞台裏とともにメンバーたちのインタビューを織り交ぜて現在までを振り返りつつ語ったドキュメンタリー。

想像以上にオタ向けでした。
ドキュメンタリー映画としては、もしかしたらJドルとのエンタテイメントの捉え方の違いなんかが見えて面白いかもしれません。日本での「アイドル」と韓国での「アイドル」は大衆の偶像という意味では同じかもしれないけれど、ファンの求め方もアイドルの見せ方も結構違うというのが読み取れるような気がします。それはどちらか優劣がつくような違いではなくて、種類の違いと言う意味で。
ただ6組のグループのメンバーが入れ替わりランダムに登場して、なおかつ過去映像と入り乱れるのでそれなりに個々もしくはグループに興味がないとついていくのが難しいかもしれないです。ステージメイクするとより一層お顔も似ちゃうし…。

とは言ってもここ2年近くKぽぷから離れていたのもあって、改めて見るとSMEのステージは完成度が高くてエンタテイメントととして見応えがあって良かったです。こんなドキュメンタリー作っちゃってるとこまで含めてさすがSMEという感じでした。
ライブ映像はフルで観れるわけではないんだけど練習生時代の映像も面白かったし、泣き虫ソルリは鼻水垂れてても可愛かった。というかこの映画で改めてソルリが本当に可愛いと気づき直した。も〜〜〜〜〜可愛いよ〜〜〜〜。

あとこうやって世界各国でのステージを見比べて思うのが、韓国でのライブがやっぱりいちばん面白いなということです。ホームなだけあってメンバーもより自分らしく振る舞ってキラキラしているのもそうだし、なによりファンの大絶叫があってこそKぽぷのステージだと思うので。日本のオタ芸もすごいけど、あの阿鼻叫喚的な叫び声を聞いているとこっちもわくわくしてくるんだよなぁ笑

Kぽぷは事務所推し(好きなグループから始まって所属事務所のアイドルを皆好きになる状態)になりやすい見せ方をしているのでこういう映画もありだと思います。
ハロプロハロコンやってるしベリ℃はエッグ時代もあるからドキュメンタリいつかみてみたいな〜。期待はできないけど。

N.Y.でpinocchioやった時のダイヤ柄の衣装やっぱり可愛い。

*1:KANG TA、BoA東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINee、f(x)らS.M. ENTERTAINMENT所属のアーティストが出演する同事務所主催の合同ライブイベント