マリー・アントワネット

 ストーリーうんぬんは置いといても世界観にきゅんとしたのは事実。もともとMILK.FEDの世界観もかなりツボだったし。

レース。
スイーツ。
宝石。
シルク。
ドレス。
靴。
チョコレイト。
ピンク。
カロン
ほんとにこの世界観は乙女心をくすぐる。

映画の内容はマリー・アントワネットの半生をソフィア・コッポラらしくふぁっとなぞった(だけ)のもので、正直いまいち。
タイトルがマリー・アントワネットというだけに、フランス革命も、王宮内の大奥的な展開も全く描くことなく、マリーアントワネットというひとりの女性のみにスポットは当てられ、彼女の主観を優先して描かれていた。
フランス王妃、マリーアントワネットというよりは等身大の女性、という感じ。マリーアントワネット、18才。みたいな。
なんか安いグラビアアイドルの写真集題みたいだな。
まぁしかしこれだったら同じマリーアントワネットでも漫画ベルサイユのばらのほうが面白いと思う。

ロスト・イン・トランスレーションがアカデミー脚本賞とるほどなのか理解出来なかったし、やはりソフィア・コッポラは肌に合わないみたい。
でも彼女PVとか撮らせたらいいんじゃないのかな。上手そう。
って、私何様。プロデューサー?

ちなみにロスト・イン・トランスレーションの見所はマシュー以外に見出だせなかった。
音楽はっぴぃえんどとかだったけど。別に。