ロード・トゥ・パーディション

監督:サム・メンデス
出演:トム・ハンクス ポール・ニューマン
タイラー・ホークリン ジュード・ロウ

■2人の息子と妻を持つマイクはマフィアのボスの下で働く日々。ある日仕事に出かけるマイクの車にこっそり忍び込んだ息子マイケルは、そこで殺人現場を目撃し、そのことがきっかけで口封じに家族が殺されてしまう。
生き残ったマイクは息子マイクを連れて復讐の旅に出る…。

面白い。とても貫禄というか威厳あるマフィアであり、家族を実直に愛する父、マイクを演じるトム・ハンクスがとてもいい。かっこいい。
あとジュード・ロウの変態殺し屋カメラマンも妙に存在感があって良かったし、まぁ、結果キャスト勝ちの映画だったんだと思う。
『しっかり作られたストーリーを確かな演技力の俳優達が演じた映画』というオーラがぷんぷん。ただストーリーがマフィア映画の古典的過ぎた感もわずかにあって、衝撃的に面白いとは言えない気がする。スマートにまとめ過ぎているというか、オチ読めちゃうし。
マフィア映画の王冠をゴッド・ファーザから奪う映画はなかなか生まれないのかな、やっぱ。
ちなみにアメリカ版子連れ狼らしいけどわたしは子連れ狼をあまり知らない。